2010/3/10 セキセイインコ孵化
巣箱を入れてからというもの、雌の睡蓮は、ひたすら抱卵を続けている。
本能とはたいしたものだ。それに比べて人間は…
知恵が多い=本能退化…ということか。 インコ偉い!
抱卵中は腹部の羽毛が抜け、直肌での保温に近くなる
真剣な表情なのに、クチバシについた抜け毛がマヌケ過ぎる
※手乗りで人馴れしているのと、「孵らなくてもいい」という前提で覗いている
人の匂いがついたら卵を放棄も普通なので、あくまで自己判断でヨロシク
真似して、何があっても当方は一切関知しないから
この時点で卵は5個(最初の一個は親戚宅へ上げたので、合わせると6個)
卵を採るための鶏は究極に改良された種なので、日に一個産むことも可能だが、
普通は一日置きに一個のペースなので、5個産むには十日掛かる
セキセイインコは、いったん「そのう」に溜めた餌を吐き戻して雌にプレゼントする習性がある
雌が居ない場合は、飼い主やお気に入りのオモチャなどを対象にすることも普通
小さなアタマでも愛情豊かな鳥なのだ
雌が抱卵は、こうして↑雄が雌に給餌する 雛が孵ったら、主に雄が餌を与える
野生なら話も判るが、飼い鳥は常に傍に餌があるのだから自分で食べに行けば?と思う
沢山産めば、この小さな体では抱えきれないのだが、結構な確立で孵る(我が家の過去経験では)
つまり、保温維持については意外にアバウトなんだろう
巣箱に篭る睡蓮、雄の瑠璃さんは、巣穴から覗いてブツブツ言っていた
あとから思うに、睡蓮がどこに居るのか判っていなかったようだ
こんな小さな箱では、どこに行きようも無いのだが、そこは鳥頭
ある夜、瑠璃さんが居る前で巣箱の扉を開けたら、巣箱の構造と睡蓮の所在が理解できたらしい
翌日、用で自室に行くと、籠の中に瑠璃さんの姿が無い(↓画像)
…???
私の気配を感じたらしい瑠璃さんが巣箱から出てきた
こんな狭いとこに二羽も入ってナニやってんだ?とギモン
で、数日後、タイミングよく(?)覗いてみた
瑠璃さんも抱卵していた… なんたる育児休暇夫!
まあね… インコは会社勤めする必要は無いしさ…
3/10 一羽目孵化
その後、隔日に産んだ卵は計7個、どんだけ産むんじゃ〜〜
昨夜、そろそろかな…と、巣箱の中の布皿を(というしかないブツ)洗濯済みのものと変えた
もちろん、今までも数日置きに敷き変えている ××コとかで汚れるからだ
今朝には変化はなく、正午過ぎに自室に行くと小さな鳴き声が聞こえた
これはっ! 早速覗く
出てる〜!
孵化前日くらいには卵の中でも鳴いてるもんだが、
全部の卵を聞いたわけじゃないから気づかなかったのか
これでは見えないんで、
ソッコー摘んで出して階下の母にも見せた
大きさはこんくらい 小さな手羽がなんともいえん
インコの羽色はバリエが広いため、両親からかけ離れた羽色も出る
遺伝的な障害が無いことを祈るしかない(足など奇形率高し)
手乗り鳥は鳥としての常識が無いことが多いので、双方とも給餌をしない場合を考え、
雛用の餌も用意していた (←前述の言い分とは矛盾 もろ孵化期待)
心配だったので、その後、二度摘んで見たのだが、ちゃんと餌を貰っていた
(↑の画像でも「そのう」の餌が透けて見えている)
オマエら、鳥として非常識なくせに中々エライじゃないか!
一度目に摘み出したときは、育児放棄しないかと心配だったんだが、全く気にしていないし
しかし、沢山生まれると、初めの子と最後の子では雛の成育が半月くらいの差が出来る
親の給餌だけでは不足がちになり、あとから生まれた小さい子は大きい子に踏み潰されてしまう
かたや高校生、かたや乳児という差ができるワケだ 潰されて当然
過去、我が家では、巣箱から煎餅のようになった雛のミイラが出てきて欝になった
こんな小さい子で、人が給餌するのは非常時だけ
親から貰う免疫も大事だし、小さ過ぎて触るのも怖い
まして、この時期では保温もタイヘンなので、様子を見て、二週間くらいしたら挿餌を始めようと思う
てことで、インコ欲しい人、連絡請う! ちゃんと飼ってくれる人で!
春到来 スミレが咲いていた 瑠璃さんオヤジ、おめでとう!